2009年08月17日

『心を静める 大事な場面で実力を120%発揮する方法』 藤平信一著 幻冬舎

 怒りの感情が強すぎたばっかりに健康を損ねてしまい非常に長期間理由も分からずに苦しんできた。今思えば、自分でコントロールできない事に対して怒りを覚え、結果として自らの肉体を破壊することにエネルギーを費やしてきたことになる。

 今は「コントロールできない事は無視する」ようにしている。怒りの感情をできるだけ持たないようにしている。

 この『心を静める』という本の著者藤平信一さんは、心身統一合氣道の継承者で、心身統一合氣道という武道に基いて分かりやすく書いています。

 重要な決断を下すとき、「心を静める」ことはとても大切なことです。心を静めるには心と身体の関係を正しく理解した上で、日頃から訓練をしていくことが重要です。そして意識しなくてもできるレベルまで訓練してはじめて大事な場面で役に立つことができます。

 本書では、心を静めるための具体的な訓練として、次の3つを挙げています。
 一つ 正しい姿勢、二つ 臍下の一点、三つ 氣の呼吸法、です。

 自分の最大限の力を発揮できるように、心を静め、感情をコントロールできるように日々訓練している。

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2009年05月07日

『心理臨床という営み  生きるということと病むということ』

心理臨床という営み.JPG


 この本のカバー画は、どこかでお目にかかったことのある絵だと思う。そう、この本のカバー画は、1980年に文化勲章を受章された小倉遊亀(おぐら ゆき)画伯の「径(こみち)」という作品です。

 小倉遊亀画伯は、1895年滋賀県大津市に生まれ、1917年に奈良女子高等師範学校を総代で卒業された。 安田靫彦に師事し、1932年女性として初めて日本美術院同人に推挙された方である。1980年文化勲章を受章され、2000年に105歳にて逝去された。 惜しまれつつ天寿を全うされた小倉遊亀画伯。

 「径」という作品は、日傘を指した母親のすぐ後を日傘を差した女の子が歩き、すぐ後に仔犬がくっついている、というなんとも微笑ましい感じの絵です。この作品は、昭和四十一年、画伯がたった一度だけ中国へ外遊された際、龍門石窟で、お釈迦さまのあとをひたむきに付いていこうとする修行僧の姿に感銘を受けられ、身辺の生活の中に画題を移された作品です。「愛情は子供にくっついて行く犬であらわそう、無心は子供の表情とポーズであらわそう(小倉遊亀画文集「百四の春」より)」と小倉遊亀画伯が語られています。

 『心理臨床という営み  生きるということと病むということ』という本は、「村瀬嘉代子他著 滝川一廣・青木省三編」という一風変わった著者が書かれています。
 これは、第一部には村瀬嘉代子論文が9編収められ、第ニ部には滝川一廣・青木省三両氏が企画された村瀬嘉代子先生の臨床を深く知る臨床家や研究者の寄稿論文が収められいるからです。

 この本は、村瀬嘉代子という臨床家を読み解くため、また、村瀬流儀の心理臨床の在り方を多方面から浮き彫りにしようと試みた、またとない解説書となっています。
 心理臨床の営みとは、人の生きる上での苦悩や困難があって成り立っていることをさりげなくしかし確かにこころに留めたい、と本書で語っています。

 第一部に収められている9編の論文のタイトルをご紹介します。「臨床心理の在り方について−−子どものこころに出会う−−」「看取るこころと看取られるこころ」「統合的心理療法のすすめ−−個別的にして多面的アプローチ−−心理的援助と生活を支える視点」「子どもが心理的援助を受けるということ」「自閉症児への統合的アプローチ」「心理臨床と被害者支援」「生きられた時間を求めて」「書評 臨床家のためのこの一冊」の9編です。

 心理臨床のスタンスは「治療」ではなく、あくまでその個人が自分でなんとかしていくその「援助」をすることを目的としていますので、一個人の生き方や人格形成に直接関わることがメインテーマとなります。通常の他者理解よりもずっと幅が広く、深い対人理解が必要となります。
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2009年04月26日

ダイエットの罠

 京都の鴨川べりの某所で、発達障害児・者の数人のお母さん方にお会いしました。皆さん美人です。ほとんど化粧らしい化粧もしていませんが、なぜか胸の下までもあるさらさらロングヘアです。そして、皆さん、非常にスリムなんです。ふっくらさがあまりなく、なぜかセクシーさに欠けるというか、色気をあまり感じられないのです。

 スリムなのは、今だからスリムなのではなく、結婚前からスリムなのです。ダイエットしたからスリムになった、らしいのです。

 気になるのは、後ろから見ると、骨盤あたりに安定感がなく、赤ちゃんを小さく産んで大きく育てようとしたようです。スリムな自分にこだわるあまり、栄養状態がバランスのとれたものとはならなかったようです。

 妊娠して、胎児に充分な栄養が行き渡らなかった恐れがあります。そのため、胎児の脳の発達に生まれ出てくるまでに充分ではなかったのかもしれません。出生前に、充分に脳が発達しなかったために、出生後に本来成長する脳に、何らかの正常とは言いがたい状況をもたらしていることが懸念されます。美しくありたい、美しく見られたい、という願いは大切です。あまりの過度のダイエットは、生まれいずるお子さんの脳の発達に、悪影響を与えていたとするならば、これはお子さんだけでなく、ご両親にとっても辛く悲しいことでしょう。
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